Syukoの星読みブログ


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冥王星とハウスの関係


今日は冥王星とハウスの関係について綴ってみようと思います。

占星術は私達が生きているこの太陽系や、そにある10天体を自分たちのエネルギーフィールドに対応させることで、そこから個性を見たり運勢を推測したりと、宇宙空間を個人空間に当てはめて考えていく学問体系です。例えば太陽系の中心は太陽ですがホロスコープでも内側から周囲に影響を広げて行くその人の生命力そのものとして考えています。中心となる生き方、輝き方、人生の展開の仕方など。

一方冥王星は太陽系のこちら側と向こう側の境界線に位置する天体ですから、占星術でもその人の中の限界を超えるか超えないかの最後の一線という感じで捉えられています。太陽系を一つの生命体(人体)と考えるならば、内部と外部の繋ぎ目のような役割をするのが冥王星だと考えるのです。

この冥王星が入るハウスについては
沢山の意味があると思いますが、
私なりに何点か特徴を挙げてみました。


●そのハウスの意味が壊れていて底無しの状態に
冥王星が入るハウスはその人の中で限度を超えた状態を表す場所と考えてみて下さい。人はそのハウスで底力を発揮して自分の限界を突破しようとしていきます。冥王星が入ったハウスに関する事柄については、平均的な構造というものは壊れていてごく一般的な、日常的な基準というものがありません。ぶっ壊れてしまっているからこそ底力が発揮できてしまうということ。その人にとっては上限下限の尺度が広くなって、ある意味怖いもの無しのハウスになっている可能性も。全てを飲み込んでしまう力がここで働いていると考えます。

●そのハウスの意味において極端な体験(破壊と再生)をする
自己の限界を突破して行こうとするからこそ、そのハウスに関する事柄において死ぬか生きるか?というような極端な体験もしやすくなります。冥王星には平均的な枠がないので、それが外れたときには関わった事柄のこれまでの構造を無にしてしまうこともあるのです。冥王星が入るハウスにおいて人生で何度か(トランシットやプログレスの影響などにより)この壊して再生するという働きが現実的に表面化することがあります。日常では、その人の無意識の中で破壊と再構築が行われていると考えてみても良いでしょう。

●そのハウスが意味する分野において傲慢さとプライドを誇示する
冥王星はこの太陽系の中では一番外側を司っている天体であり、太陽系の中に冥王星に逆らえる天体はありません。これは私達の意識に置き換えると、誰の支配も受け付けないという政治的な野心が現れる場所と言ってもいい。政治力と言えば社会の皆を統括する力や権力ですが、個人の中では周囲への支配欲ということです、そこでは自分がコントロールする側になるということ。その欲求から誰にも負けないぐらいそこを鍛える事になると思います。しかしこれは実力や人望が伴わない場合にはただのお山の大将。冥王星のあるハウスで自分自身を究めることが大事、同時にそこで人間性も高めて行かなければならないということにもなってきます。「あの人がそう言うなら…」と周囲に支持&信頼されるような中身のある威張り方が出来ると良いですね。

●そのハウスにおいて深い観点を持つ
冥王星は極端なやり方をするエネルギーですから、ハウスのテーマに関わる時に平均的な方法や常識に乗っ取った見方をしません。その時代、その環境において「ありえない」方法でそのテーマに没入しようとします。そこに関しては洗いざらいやるという感じでしょうか。どんどん首を突っ込む場所ということになるので必然的に物の見方がディープになっていきます。表面的なハウスの平和を打ち破りもっと大きなものに辿り着く事を目指しているのだと思います。

●スイッチが入らなければ凡人かそれ以下、入ればいきなり超人
冥王星の両極端さって本当に異常です。スイッチがOFFの状態では特に目立たないし、役にも立たないので現実面では普通以下に見えてしまうことも多いものです。この人やる気あんの~?的な…汗。本人の中でもそれははっきり明確化しづらく、いつ何時になれば自分のスイッチが入るのか?底力が発揮できるのか?はなかなか予想がしにくいものです(多くはTやPなどの後天的刺激などで目覚めますが)。冥王星は緊急時対応なので、普段の生活の中では活躍の場がなかなかなくてボーっとなっちゃってるんですね。だから冥王星の部分って人に馬鹿にされたりすることもあるんです。それで自分自身でも無いものとして扱ったり、見ない様に避けて過ごすこともあるように思います。中庸的な効力を発揮するのは難しいのですが、凡人以下と超人以上というこのギャップがある場所を、ホロスコープで確かめて、せっかくの潜在的才能を見落とすことのないようにしたいものです。

●そのハウスに関して鈍くてしつこい
そのハウスについて揺すぶられるような出来事があっても反応が鈍いことが良くあります。冥王星の公転周期が遅いということは、何年にも渡ってそこにじっといるという事で、細かい反応とは反対の意味となります。飲み込んで飲み込んで溜まったらやっと吐き出す、臨界点に達するまでが長い。また、同じ場所にいるということは、そこで同じ印象を受け続けていることにもなり、その印象が長く変わらないということになります。これは私達の中では感情的なしつこさです。例えば公転周期の速い月や水星のイライラは日常的で、一時的な物が多く、気分や雰囲気が変わればコロッと忘れているような類のものですが、冥王星の場合は同じ場所に長くいて一部始終を見てるので噛みしめ方の度合いが違うのです。そして記憶が深いという事は、時代や話題が過ぎ去って皆(他の速い天体)が違うテーマに移って行っても、まーだ覚えてるということに…。冥王星的な主張は自分の目的を果たすまでしつこく繰り返されていきます。重い、しぶとい、めんどくさい。納得するまでひつこいのです。



これらの考察を踏まえながら、次回、
具体的なハウスに対応させていきます。

ざっくり言うと、1ハウスは自分自身、2ハウスは所有と金銭、3ハウスは知性と情報、4ハウスは家庭や故郷、5ハウスは遊びと創造、6ハウスは勤労と管理、7ハウスは対人関係と社会の始まり、8ハウスは深い関係性による変化、9ハウスは思想と学術、10ハウスは社会生活、11ハウスは未来改革と友人、12ハウスは見えない世界…、ということでした。

冥王星などのトランスサタニアンは公転周期が長いので、同じ世代の人同士ならほとんどサインは一緒です(細かい度数などは違うにしても)。

なのでその人だけの特異性が現れる場所として考えたい時には、
冥王星が入っているハウスを見る事がとても参考になるのです。


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いやいや、雨、凄かったです。


またまたたどり着けなかったので、
次回から各ハウスに入った時の意味です。




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by syuko-astrology | 2017-04-18 22:54 | ├冥王星 | Comments(2)
Commented by リサ at 2017-04-20 09:10 x
shukoさん、こんにちは(^ ^)
冥王星シリーズ、楽しみにしておりました。
私の場合は10ハウスの天秤座です。同じハウスに天王星も鎮座してます。
若い頃は、社会での自分にこだわっていたし、天秤座だけにカッコつけというか、無理して背伸びしてた感じがあります(天王星の影響もあるのかな)。
2012年に状況が一変し、それまでのわかりやすくて狭い価値観を手放さざるをえなくなりました。
小さな変化が積み重なっていたものの、向き合わないようにしてたのが、ある時「はい、このテーマ終わりね」と肩たたきされたかのように、強制終了となりました。
大事にしてた価値観が壊れてしまいましたが、もともと自分の中から湧いた価値観じゃないんですよね。
なので、自分なりの軸を再構築しないといけなくなってるんだろうなと感じます。

嵐が一通り去って、10ハウスのテーマはただいま「ボーッ」とした状況です。
今は、ヨッドの月、4ハウス木星・キロンあたりと8ハウス太陽・土星がテーマになった生活を送っているような気がするので、このあたりの底上げがなされたら、10ハウス冥王星の答えも少し見えてくるんじゃないかなと思っています。
次回もたのしみにしてます。

追記 天空は、冥王星の逆行始まりましたね〜。(実は逆行って好きです。見直し大好き乙女座金星なのです)。
Commented by syuko-astrology at 2017-04-20 12:01
> リサさん

確かに「自分の中から湧いた価値観」ではないもので作り上げていたものだから崩壊するという要素があるのでしょうね。火や風サインではどうしても周囲の影響に反応しやすいので知らず知らず自分の本意じゃない所で枠を創ってしまう感じもあるのだと思います。

それで自分らしさで再構築するにはその前にできるだけ壊れている方が望ましい。しばらくボーっとするの分かります(*´ω`)私もまだT冥王星のオーブ効いてるんで、浦島太郎状態になる事が多いです。

再構築には時間がかかるのだと思いますが、本当にだいぶ後になってそのプロセスは理解できるのでしょうね。
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